
それとツール自体がどういうものなのかの問い合わせもすごく多いので、中身についてご説明していきます。実際は、前の記事でもお話しした通り、一度ロスカットがあったら再度期間を開けて改善してリリースという感じなので、常にブラッシュアップしてます。
不労所得の構築という意味ではやはり優れた手法の一つではあると思いますが、甘い考えではケガしますので、かなり厳しめにお答えしております。
Contents
実際にでた1月の実績(私ではないです)

1月













セミナーに来た人に見せてもらったところ、割と多数の方が結構な実績を出してくれました。流石に100万超える結果出してる人は500万くらいは資金ぶっこんでますけどね。飛んだ時はマイナス500万になるので、相場よくみながら使って欲しいなぁとは思いますが。
一応ここでも宣言しておきますけど、投資は自己責任です。
まあ、数ヶ月で元取り出来たら後はプラスになるわけなのですし、もしかしたら相当資産持たれてる方なのかもしれませんが、普通はそこまで突っ込まないと思います。(私はすでに増えてるものがあるので問題ないというだけの話ですのでお間違いなく。。。)
ツールのバックテスト結果の公開

以前の記事にも書きましたが、自動売買ツールを使うとなった場合、自分で出来ることって三つしかありません。
環境認識
資金管理
ツール自体のバックテスト結果(フォワードテスト結果)の把握
なぜなら、一度動かし始めたらそのまま放置が前提なので。そして完璧なツールなんて物理的にありえませんから、内容をよく吟味して、どういう相場環境でなら勝てる可能性が高いのか、そして負ける可能性があったとしても資金管理を適切に行うことで、2勝8敗でもトータルでプラスになってればいいという形で運用するべきです。
私は開発にあたり、3タイプを作りましてそれぞれの相場環境化に置いて最適なパターンを自分なりにバックテストした結果で使い分けて、今の形に落ち着けた感じです
実際の結果は以下の通りです
Balancer1のバックテスト結果


Balanser2のバックテスト結果

Balancer3のバックテスト結果

あくまでも過去の状況に置いての結果ですが、そこそこの期間は持たせられるようにリスクマネジメントは一応しております。ver2は一番ロスカットし辛い形ですね。6年くらいは運用できてる形です。
・Ver.1:ポジション数が規定値を超えた場合、ポジション整理&両建にて損失固定
・Ver.2:確定した利益の一部でロスカットを行う。
・Ver.3:確定した利益の一部でロスカットを行う。
とはいえ、それぞれが強い場面、弱い場面がありますので、当然完璧ではありません。飛ぶときは飛びます。つまりロスカット資金が無くなるリスクですね。これは絶対にどの自動売買ツールにおいても起こりえます。
なので、弱い場面を把握して、その可能性も鑑みて使う使わないの判断をする必要があります。そういう意味で、自動売買って言ったって結局は相場見て使うので、完全放置とかはあり得ないわけです。
完全放置するなら毎回こまめにお金を引き出して、ロスカット時のダメージを無くすようにするのが鉄板の運用になります。
まあ、実際どの取引でもリスク管理しないと死亡するのは一緒ですけどね。例え、ナンピンで裁量を入れようと、デイトレードを積み重ねようと変わりありません。ただ、資金管理を適切に行うことで、ゲームオーバーになることが少なく勝てるようになります。
自動売買で、リスク限定するよりも資金管理でリスク限定したほうが遥かに有効な対策になります。どうにも自動売買ツールが世の中に出回ってるの見てますと、勝率90%とか、実績が凄いとか、なんか色々出してますけど、そんなんある程度知識があれば、簡単に作れますからね。
逆張り、順張り色々な手法を試しましたが、私の場合は結果、相場への張り付きの手間と時間を取られたくないのでこの形になっただけで、これが万人にベストの投資手法ではない点も、十二分にご承知置き頂ければと思います。
結論、FXだけで食べるというのは、特定の人をのぞいて続かないと思ってます。これは10年以上やってきた私の実感ですが、確かに勝てますし、稼げますけど、投資環境においては常にリスクに晒されながらやっていくわけで、そのこと自体を楽しめる、もしくは相当な勝気で乗り切るマインドセットが大切でやるなら中途半端にやるなということですね。
一方で、短期的に勝った負けたをやりたいのなら、適切な相場の見極め方と、トレード手法を身につけて、厳密な資金管理のもとでやっていけばある程度は勝てます。テクニカルが有効に聞く相場は多数ありますし、一見有効と見える他の人が気づいてない指標なんてのもありますから。
それが論理的な妥当性を持って、実際効果があるように見えることもあります。そこにはまって稼ぎ続けてる知人も確かにいます。ただ、こういう投資において絶対的な勝つための原則がありまして。
・突き詰めて考えられる人
・謙虚な人
・全部自分でファクトチェックしてる人
・資金管理が適切にできてる人(常に負けた場合でもゲームオーバーにならないで期待値で勝負できる人)
こうした資質がきちんとある人であれば、FXで勝っていくこともまあ、できると思います。
何でもそうですが、FXは楽に稼げるぜって人はやらないで手堅く仕事や事業で稼いで、コツコツインデックス積立投資や損が著しく低いであろう事業に投資したほうがいいですね。レイダリオ式の投資なんておすすめですよ。
さて、夢壊すようなことばかり書いて申し訳ないですが、これが嘘偽りない実感なので。一方で、ちょこちょこお小遣い稼ぎたい人に向けて、実際にツールについて注意点について、順番に解説していきます。
利用方法注意点について

当然ですがロジックをきちんと把握してほしいと思います。
とはいえ、実際の中身については流石にお答えすることはできません。
ただ、MT4の開発経験のある人であれば、まああるあるだよねと思うようなもので、実際のバックテストとフォワードテストの積み重ねが自分なりにあるという点が特徴なだけで、それ以外は別段何か特殊な方法をもちいて作られているわけではありません。
Ver1について
基本的な特徴としては、「複数の移動平均線の位置関係からトレンドを判断しストキャスにて押し目を判断してエントリー。 トレンドが反転しトータルで利益が出た時に決済」という流れです。
バックテスト結果を見てもらっても、3タイプの中では一番リスクをとった運用方法になってます。最初に出した時は、異常値が出てまして、相場環境が良いと利回りが80%とか出てました。ナンピンはハイリスクハイリターンですね。
まあでも、わかりやすいトレンド相場では威力を発揮しますので、週足、日足できちんとトレンド転換の節目が見れる人ならいいと思いますね。
Ver2について
こちらの基本ロジックは、「当日の高値/安値と現在値の位置関係と移動平均線の傾き、その他状況(ボリンジャーバンド、パラボリックSAR)から判断してエントリー。 ポジションを5組に分けて管理しトレンドが反転しトータルで利益が出た組のポジションを決済」という形です。
ある程度分散してポジションを保有していきますので、長く放置したい人向けです。特徴としては可もなく不可もなくを目指しました。相場の転換が見えず長丁場な相場には適してます。あとは資金量がある人はトラリピみたいなものでこれをずっと動かし続けていても、ロスカットさえなければいつかポジションが決済されるということで回し続けることも理論上は可能です。
まあそんなに資金があるならこれに使わなくてもいい気はしてますが。月利では数パーセントです。よくて10%出るかな位。安定と言いましたけど、ポジション持つ以上はリスクを取りに行ってるわけで、それなりの運用結果が実際出てはいますね。ロスカット報告はこれについてはあまり聞いたことないです。(過去に事例としては当然あります。ないわけではないです。)
Ver3について
こちらの特徴は、「パラボリックSARとロウソク足の関係と高値・安値更新でエントリー。 トータルでプラスになった場合は速攻で決済。トレンドが転換したと判断した場合に片方向のみ決済」というものになります。
収益性は1と2の中間ですが、レンジ相場では強いです。トレンド相場とレンジ相場の見立てができる人は1と3の使い分けを。どちらか不明瞭な場合は2で回しておくというのが割と無難な組み合わせですね。
もう少し通貨別の関連性見たり、テクニカルの判断材料を色々と用意してもいいですし、そこはお好みで判断してもらえればいいかなと。
明らかにトレンドが出る場合に、ロスカットリスクがとても高まりますので、このVer使う場合は、トレンドの転換ポイントに近くなった場合には常に動向を気にしておいたほうが無難ではあります。
具体的な使い方
実際にどう使えばいいの?という問い合わせについて
ここまでの説明聞いて、ふむふむなるほど、ではこうした場合はどうですか?と具体的な質問が出来る人はある程度使いこなせると思います。
ただ、大半の人はなんか凄そうで感想が終わってしまいます)汗
それならやめた方がいいよというのが第一で、いやお金に余裕あるから遊んでみたいという人には、自己責任を前提にお譲りしている形です。
後は最低資金はいくらですか?とも聞かれますが、10万円に対して0.1lot割合での運用を推奨してます。かなりリスク抑え目の運用にはなりますが、それくらいでちょうどいいと思ってますので。
その際に毎回してるアドバイスは以下の通り。
・EA各々の口座を分ける。
・利益はこまめに出金する。
・飛んだ場合は他のEAの調子が悪くなるまでは動かさない。
当たり前すぎる内容ですが、意味がわかりますかね?つまり、リスクに晒す資金をきちんと管理しましょうねということに尽きるわけです。ここがしっかりできれば、なんやかんや増えてる人の方が多いので。
逆にめんどくさいことは嫌い、完全放置がいいという人にとってはギャンブルになります。勝った場合は、ラッキーで、負けた場合は残念みたいなゲームですね。
まとめ
投資は自己責任ですので、人生の逆転をかけた一発勝負みたいなことでは絶対やらない方がいいのは自明の理ですね。
自動売買に夢持ちすぎない方がいいです(苦笑)勝つ人はきちんと狙って勝つべくして勝ってるのです。
まあでもLINEに問い合わせ頂いた方の中には、かなり精通されてる方もいましたし、そういう人にとってみればやっぱりこの選択肢はありだよね!という共感が真の意味で得られますので、こちらのブログでも解説しておきます。
勝ち逃げできちゃえば、問題ないわけですしね。
勝ち逃げしたければ、最低限の勉強はしないとお話にならないのもまた実態ですが。
自動売買は楽ですけど、楽したいだけの人は手を出さない方がいいと思います。
色々と質問いただくことも多かったので、またこちらのブログに必要と感じたことがあったら追記していこうとは思います。
それでは!
複数運用されているようですが、具体的に自動売買ツールの名前を教えていただきたいです
自作なので、名前はないです。
ファイル名でいえば、pt1とかになってますが。適当に名前はつけてもらってもかまわないですよ。