不労所得を作るための海外積立投資の購入方法

さて、今日は実際に海外積立を始める際の方法について解説していきます。
不労所得構築方法の一つとしては、海外製品は有効な選択肢なので、是非最後までご覧ください。

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海外積立投資商品の購入方法

海外積立投資は、海外保険会社に直接申込むことができません。必ず IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)というエージェントを通す必要があります。IFA が契約の窓口になり、ポートフォリオ作成や見直し、口座管理を行い投資家の皆さんのサポートを行います。

IFA について

IFA(Independent Financial Adviser)とは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことで、ファンド会社や銀行等金融機関に所属せずに、独立した立場で顧客の資産形成などのアドバイスや経済分析、商品分析行い、海外ファンドやヘッジファンドの販売を行う、いわば「金融のスペシャリスト」のことです。

アメリカでは、人生で成功するためには、「医師」「弁護士」「IFA」の 3 人のプロフェッショナルを味方につけることが必要であるといわれます。

香港 IFA の特徴

例えば、香港は世界第 3 位の金融センターとして有名ですが、その地位を確保し続けるためには顧客と接する IFA(約 200 社)の質を高く保つ方針で運営されています。
日本では金融商品を制限して投資家保護を図りますが、香港では金融商品は制限せず、商品を販売する IFA を制限して投資家保護が図られています。
日本にも金融商品仲介業という意味で IFA 業者がいますが、香港 IFA と違い投資助言のみで、ポートフォリオの組成やファンドの運用などは行えませんので、香港 IFA と比較すると業務範囲は限定的と言えます。

IFA と投資家が「WIN-WIN」の関係

海外積立ファンドについては、直接メーカーである保険会社は顧客に直接販売をしていませんので、必ず保険会社の正規取引のある IFA を通して購入する必要があります。 IFAは、日本の投資ファンド(投資信託)で例えれば「販売会社」にあたりますが、「IFA」と「販売会社」では根本的にシステムやスタンスの違いがあります。

それは IFA と投資家が「WIN-WIN」の関係でなければ成り立たないということです。「IFA」でも「販売会社」でも利益を上げるのは、投資家からの手数料に違いはありませんが、IFA の場合は投資家の資産を増やすことが IFA の利益になるシステムになっています。

具体的には、成功報酬として、時価増額や運用利益に対し数%が手数料収入となります。

つまり、投資家の利益が上がれば、IFA の利益も上がる「WIN-WIN」の関係となっているのです。

日本の販売会社(証券会社や銀行)は、販売手数料が主な利益となるため、投資家の収益にコミットすることはありません。販売してそれで終わりとなりやすいため、損をしてしまう投資家が多く、損をさせてもまた別の新しい投資信託を勧めるような流れになってしまうのです。

同じように、IFAを仲介する業者にも注意を払わなければなりません。個人が直接IFAに申し込みをする分にはなんら違法性はありませんが、仲介する業者を通した場合、仲介業者は違法ですし、さらにそれらの仲介会社は自分たちの手数料目当てで特定の商品を販売してくるため、騙されないような注意が非常に大切です。

日本でも、海外積立投資についての被害はかなり大きく、投資家の勉強不足もありますが、こうした仲介手数料目当てのIFA紹介業者によるトラブルが過去多かったのも忘れてはならない事実です。

購入後も継続した関係

IFA では、投資家の利益に比例して手数料収入が増える仕組みになっています。
まずは投資家の資産が安全に増やすため、最適なポートフォリオ(投資ファンドの組み合わせ)を組み、専任のファンドマネージャーによる投資口座の継続したメンテナンスとして、ファンドの組換え(スイッチング)を行う仕組みになっています。

このように購入後も投資を続けている限り相互に関係を保ち続け、WIN-WIN の関係が継続するシステムになっています。
このように IFA を有効に活用し資産運用をしていければ、日本の金融機関では得られない満足度の高いサービスを受けることができます。

ではどのような IFA が理想なのでしょうか?
次に IFA の選定ポイントについてご紹介します。

信頼できる IFA の選び方

日本の個人投資家がマザーファンドを直接契約するには、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)と言われる正規代理店に仲介を依頼する必要があります。

香港など海外の IFA は、金融庁から日本での営業活動を禁じられているため、日本から海外ファンドの情報を取得することが難しいのが現状です。また、香港においては正規代理店を行う IFA は 200 社以上あり、良心的で誠実な業者もありますが、中には SFC(香港証券先物委員会)のライセンスなしに営業を行う業者や詐欺的な業者も存在します。

ここでは、優良な IFA(正規代理店)の見分け方のポイントについてご紹介したいと思います。

Point1 正規代理店の確認

正規代理店は、ファンド会社と直接、代理店契約(媒介契約)を締結しています。
正規代理店の確認方法は、ファンド会社に直接照会するか、IFA に確認方法を教えてもらえますので、必ず確認した方がいいでしょう。また、ファンド会社によっては、公式ホームページ上で正規代理店の照会を直接行う事が出来るケースもあります。

Point2 顧客のお金を直接扱わない

ファンドへの投資代金は、契約先のファンド会社の指定口座へ直接送金することが原則です。代理店所有の銀行口座にお金を振り込むように言われた場合は、ほぼ詐欺的な業者と思って下さい。もし取引をした後、逃げられたら取り返す方法はありませんので、顧客のお金を直接預かる業者とは取引しないように注意しなければなりません。

Point3 営業許可証(ライセンス)の有無

香港の IFA を選ぶ方法として大事なポイントは営業許可証(ライセンス)の有無です。
お客様にサービスを提供するのに、少なくても2種類のライセンスが存在します。この2種類のライセンスをもたない IFA は、顧客に満足のいく運用やサポートを提供することは難しいと思われます。
香港には二つの保険代理協会があります。PIBA と CIB、2つの協会の違いはそれほど大きくありませんが、IFA はライセンスと営業許可を有して初めて、資産運用計画を策定し、保険商品の販売や勧誘が可能になります。

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PIBA のライセンスは 10 万 HKD の資本と、最高責任者の業界経験と免許所持者が条件で、比較的取得が容易なため、ほとんどの IFA がこのライセンスを取得しています。このライセンスさえ保有していない無資格業者は注意が必要です。

 

Point4 SFC ライセンスの保有タイプと種類

SFC(香港証券先物委員会)が発行するライセンスには9種類あり、IFA 業務には、タイプ1、タイプ4、タイプ9の「3ライセンス」を所有していることが優良 IFAの一つの条件と言えます。

この3ライセンスを保有するためには、3人以上の執行責任者と1千万 HKD の流動資産などが必要となるなどハードルが高いため、200 社以上ある香港のIFA の中でも、この3ライセンスを保有する IFA は数社しかありません。その中でも日本人スタッフを置いて対応している IFA は、さらに限られます。

タイプ1:有価証券取引(Dealing in securities)

自由に投資商品を提供できる許可で、この許可を得るためには一定の資本力を要します。最近 SFC の監査が厳しくなり、タイプ1を持っていない IFA は、MAN や Superfund などヘッジファンドを含む単一ファンドを仲介できなくなっています。

タイプ 4 :アドバイザー/投資顧問(Advising on securities)

投資のアドバイスができる認可となり、多くの IFA がこのタイプ4のみを保有しています。

タイプ 9 :資産管理(Asset management)

資産管理サービスを提供できる認可です。タイプ 9 の営業許可があって初めて、IFA は顧客から運用一任勘定を受託でき、ファンドのスイッチングが可能となります。 一層、高度な投資経験と専門技術を要し、多くの IFA は取得することができません。
※タイプ 9 を保有しない IFA はファンドのスイッチング(組換え)を外注することになり、その
分のコストが投資家への手数料に上乗せされるケースもあります。
※SFC ライセンスの調べ方:SFC の WEB サイトで、IFA 名の一部を入力することで、簡単に調べることができます。

Point5 リターンとリスクの説明

海外ファンドの一番の魅力は、日本では考えられない「利回り」を複利で得られることですが、一括型ファンドも積立ファンド(投資信託)も「投資」であるということを忘れてはなりません。それは高いリターンだけでなく必ずリスクがあるということです。

例えば、価格変動リスク、為替リスク、カントリーリスクなどです。投資は、リスクとリターンをうまくコントロールすることで、お金を増やしていきますので、もしお金が増えるメリットのみの説明でリスクに対しての説明や、そのリスクをコントロールする必要性について何の説明がない場合、その IFA や代理店は敬遠した方がよいでしょう。

Point6 ポートフォリオとスイッチング

ファンドの運用を成功させるには、ポートフォリオ(ファンドの組み合わせ)が重要ですが、IFA の多くは、次の 3 タイプのポートフォリオで目標リターンの運用を行なっています。

3 タイプのポートフォリオ

ハイリターン型(成長型) :目標リターン 15%
ミドルリターン型(安定型):目標リターン 10%
ローリターン型(堅実型) :目標リターン 6%

問題はポートフォリオが3タイプしかありませんので、市況の良い時も悪い時も3タイプのうちいずれかで運用されてしまいます。

IFA の多くは、顧客の承認なく IFA の判断によって、ファンドの売買の判断・権限などを委託して行う「一任勘定」で、運用契約を行なっています。基本は IFA のファンドマネージャーに一任するわけですから、その時の市況に合わせたポートフォリオを組んで運用することが理想と言えます。

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「出口対策」と言って、ファンドの契約後半には、ローリスクのポートフォリオに切り替えることも必要です。ですから顧客一人ひとりにフォローを行なってくれる IFA を選ぶことも重要です。

Point7 会社の実績とサポート体制

IFA や代理店のチェック項目として、取り扱いファンドや運用実績を見ることが重要です。
有名ヘッジファンドや保険会社の商品を扱うには、会社の実績だけでなくコンプライアンスや顧客へのサポート体制が整っていないと取り扱いできない商品も多数あります。

ファンドは長期に渡って契約することが前提ですので、特に IFA がサポート体制を持っていることが重要です。例えば、日本人スタッフによるお申込・各種変更の手続きサポートをフリーダイヤルやメールで無償フォローしてくれる体制があることや、定期レポート、オンライン口座への24時間フリーアクセスなどです。

Point8 手数料

IFA や代理店の主な収入は、ファンド会社から仲介手数料として受け取るバックマージンとファンド口座から支払う運用管理手数料(1%~1.5%)ですが、業者によっては、それ以外に顧客から年会費や運用管理手数料を直接徴収するケースもあります。

海外ファンド投資においては、手数料が高くてもなお、日本の投資商品よりは高いリターンが期待できますが、積立投資は 15 年~30 年の長期間運用する為、わずか 1%の手数料でも数百万円以上の手数料となってしまいますので、余計な手数料を必要とする業者は避けるべきです。

優良 IFA の見つけ方

これらの条件を満たす IFA は数が少なく、かつ日本では広告宣伝を行っていない(行えない)ため、海外のホームページにアクセスして探し、実際に訪問して確かめるには、労力も時間もお金も掛かります。

と言いますけど、これ結構調べれば簡単にわかります(笑)

何故なら、IFAからの仲介手数料目当てで紹介してる業者が沢山いるからです。これは当たり前ですよね。どれだけ優良な情報だとしても、無料では紹介する人は本当に限られた人だけになってしまいますので。

なので、色々と調べて情報を集めて比較検討することをお勧めします。ポイントは、海外積立投資だからと言って何でもいいと思い込まないことです。国内の商品でそれらのものよりもパフォーマンスが良いものもあります。また、手数料やリターンなどを鑑みた場合には、確かに一部保険などは構造の問題により日本では出せないパフォーマンスを叩き出している事実があります。

国内の生命保険会社は4割は日本国債での運用を強制されてますし、税金も取られてます。そうした足かせがない国での運用の方がパフォーマンスがよくなるのは自明の理です。ただ、保険に関しても色々と国の規制が働きますから、ご利用は専門家によく相談した上で実施をした方がいいですね。

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優良なIFAが知りたいという方は、LINE@にご登録の上ご質問頂ければ、情報提供はいたします。あくまでも情報提供のみなので、投資の判断は皆様の自己責任でお願いします。

 

2 件のコメント

  • はじめまして、角と申します。
    現在紹介者経由で海外積立の紹介を受けております。Métisのインテリジェンスで、その紹介者からはその一本のみの紹介です。こちら他の選択肢もと、考えて調べはじめておりましたところTKAERさんのサイトに行き着きました。他の商品も調べて行こうとは思いますがサイトに記載されております優良なIFAをご教授頂かかとが可能であればお願い致します!
    何卒よろしくお願い致します。

    • LINEにご連絡下さい。
      IFAはどうしてもアクティブなファンドですので、パフォーマンスとしてはよいということは少ないと思います。
      が、その中でも「まし」なものはお伝えできるかと思います。

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